私(森)の父は80代の後半になって「特発性血小板減少症(紫斑病)」という難病にかかりました。この病気は原因が不明で膠原病のひとつとされていますが、血液の中にあって出血を止めるのに働く血小板がひどく減ってしまう病気です。正常だと血液1cc当たり、15万から35万位あるはずの血小板が、3万~5万まで下がってしまいました。もし、出血するような怪我でもしたら、血が止まらないので心配でした。原因が分からず、治療法もないということでしたが、胃の中のピロリ菌を調べたりしましたが、それも異常が無く、ただ大量のステロイド剤(毎朝8錠)を飲む治療が続きました。主治医の先生はこれ以上悪くならないように治療しましょう、とおっしゃってくださいましたが、「治しましょう」という見通しは無かったようです。父の顔は大量のステロイドのせいで 「ムーンフェイス」のままでした。
膠原病は、白血球とりわけリンパ球が健康な血球細胞(赤血球や血小板)を、異物、老廃物と見て誤って攻撃し、壊してしまう病気、自己免疫疾患です。それは、大脳の指令で、脾臓で起こっていると理解しました。免疫システムを正常化する方向で、その情報をEFTを用いて、大脳の思考場に導入するようにしました。父は高齢で、顔のタッピングポイントを触られるのはいやだったので、すべて、遠隔でおこないました。週に2-3回、EFTと直傳霊氣を遠隔療法でおこなっていました。そのうち、いくらか父の貧血のだるさが改善していきました。それから8ヶ月後に驚きました。
血小板が正常値に戻ったのです。1ヶ月ごとに通院し血液検査をして、血小板の数を調べますが、主治医の先生(膠原病の専門医)は首をかしげて「どうして良くなったのでしょうかね?何かしましたか?」と聞いてきました。私は「いいえ。特別なことはなにも・・・」と答えるしかできませんでした。まさかEFTとか霊氣とは言えませんものね。先生は「ステロイドが効いてきたのでしょう・・・」と「それにしても良かった。もう少し様子を見ましょうね」と医学的にはありえないことが起こる現実に、驚かれたようです。高齢者でこのような回復は、望めないらしいです。
私はうれしくて仕方がありませんでした。その後父の血小板は徐々に増え続け、今(2012.3)は20万個の正常値で安定しています。もうじきこの特定疾患(難病指定)は解かれるのでしょう。先日、先生は「もうステロイドは要らんかも知れんなあ」とおっしゃいました。今は、朝に2ミリグラムのステロイドを飲んでいるだけです。この体験から、私は、免疫システムは大脳という司令塔に、正しい情報を言葉によって入れることにより、改善、治癒できると確信しました。
膠原病(自己免疫疾患)で苦しまれている皆様、どうぞお気軽に、宮園氣道のヒーリング(施術)について お問い合わせください。
(カイロプラス、森 泰人 2012.3.25)