シャンティーフーラの時事ブログで、竹下雅敏先生が鋭い指摘をされている。コチラ
「性の混乱に代表される価値観の混乱を引き起こすことで、善と悪は相対的なものになり、善と悪を入れ替えることができるようになります」
「(一部のスーパーエリートに見られる)父親が娘をレイプすることは善であり、それをしない父親は娘を愛していないことになる」という価値観。妻がいるのに夫が複数(男女)の恋人を持つ自由、その夫は愛が広い人物として称賛されるという価値観。不倫も文化。ダブル不倫も性の解放で良しという価値観。「赤ちゃんプレイ」は変態に分類されているようだが、コスプレの一種でストレス解消法として勧められ、裁判官や政治家がはまりやすいとも言われる価値観。
このような、欲望を自由に拡大して、好奇心旺盛に行動できることを良しとする生き方、価値観に待ったをかけるべきだと私は思う。真の自由とは何か?真の解放とは何か?変態性癖はストレス解消になるからいいことだといえるのか?誰にも迷惑をかけないならいいことなのか?そこに他者を支配・抑圧・利用・コントロールする独善的エゴが芽吹いていないだろうか? 我々には自己を正当化する性質が根強くある。噓も言うし、人をだまして平気な人もいる。悪を善だといくらでも正当化できるという面がある。価値観を都合よく、理屈をつけて転換し、本来は悪であるにもかかわらず、善であると主張するために、「自由」とか「多様性」などの言葉が使われる。
人間本来の生命体としての揺るぎない価値観を確立しない限り、人間は限りない欲望に翻弄されて堕落しかねない。
ことさらにLGBT問題をクローズアップして、性に対する価値観を自由にし多様化しようという傾向は、人間にチップを埋め込みロボット化したり、遺伝子組み換え人間を作って、利便性や効率性を高める自由、トランスヒューマニズムにつながっているという指摘は正しいように思われる。なぜなら、有機的な生命を機械的に改変し、家畜やペットにチップを埋め込んで管理しやすくするのと同様に、人間を家畜化し、管理コントロールするのに好都合だからだ。
人間を堕落させる悪魔的価値観を退けよう!「自由」や「多様性」(何でもあり)という正当化される言葉に要注意! 2023.5.13
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