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執筆者の写真森 泰人(Hiroto MORI)

安佐動物公園

更新日:2023年4月4日


一昨日、初めて安佐動物公園に行ってきた。出発前に母に「午前中に動物園に行ってくるね」と言うと、「えっ・・どうしていくんね?」と聞いてきたので、「ライオンに氣功してくるよ」と返事すると、「危ないけぇやめときんさい」と心配したので、「ライオンに直接手を当てたりはしないから大丈夫よ、安心して」と言って出かけた。(笑)


準備して一度動物に気を送って反応を見てみたいと私はかねがね考えていた。というのも先日テレビで氣功師の神沢瑞至(かんざわただし)氏が動物園で牛の群れに氣功を使って、気を送り、一斉に座らせ眠りに誘う場面を見たからだ。なるほどこんなこともできるんだと感心した。神沢氏が言っていたがこれは人間にはできないと・・・人間は眠気が襲ってきたとしても抵抗することができるから。動物は素直に反応し、氣(生命エネルギー)に順応する。群れとしての集団意識もあるから次々と連鎖して同一の行動を取っていく。氣を遠隔で送ればこれは簡単に出来ると私は思った。


そして、腕試し?氣功師のはしくれとして独りで動物園に足を運んだ。高速を使っておよそ50分の道のり。動物に氣功の効果を試すというより、動物園に暮らす動物たちを癒してあげたいという思いで臨んだ。考えてみるとアフリカやあちこちの世界から連れてこられた彼らたち、野生の自由を奪われて、人間の興味や関心を満たすために、狭い檻の中に入れられ、天敵の恐れはないものの、狩りの苦労もないものの、家畜のように飼いならされてしまう、それは動物たちにとって決して幸せなことではないし、きっとストレスも抱え込むだろうと・・・


群れている動物は、アヌビスヒヒやフラミンゴくらいで、多くの動物は1~3頭ぐらいだった。手始めにクロサイに気を送ったが無反応。1~2分しかしなかったが、もっと時間をかければお眠り遊ばしたかも知れない。それにしてもクロサイは大きくて迫力があり、かっこよかった。


次に挑戦したのはイノシシ。気を送るとたちまち私のそばにやってきて、フェンスに身を寄せ、可愛い。すぐ寝そべって目をぱちくりして眠ってしまった。この間10秒足らず。素晴らしい反応だ。よし、今度は目を覚まさせようということで、気を送ると、たちまち立ち上がって、何事もなかったかのように、離れていった。イノシシはすこぶるこうしたエネルギーに敏感なようだ。離れ去るところを急いで映像に残した。(証拠写真や映像も必要だから)



その次のチャレンジはアムールトラとその隣のライオンだ。彼ら肉食動物は野生においては、主に夜が活動的で、日中は寝そべっていることが多い。ちょうど起きていたので気を送ってみた。アムールトラもライオンも数秒後に気持ちよさそうに眠りこけてしまった。その反応の早さに驚いた。眠る前後の証拠写真は以下。もともと日中は眠りやすいこれらの動物がたまたまタイミングよく眠っただけだと、ご指摘を頂くこと必至。でも私には超リラックスさせる気が確実に届いたという確信がある。


動物園という場所で公衆の面前で、人目を引くパフォーマンスとして氣功を紹介し、興味を持ってくれる人もあるかも知れない。しかし、私の目的は氣功が動物という生命体にちゃんと届き、働くかどうかを確認することにある。つまり実証実験の場なのだ。





今後も動物園に幾度か足を運んで、「動物にやすらぎを与えたい」という立場で氣功の実証実験を試みようと思う。人間に大きな驚きと感動を与えてくれる生きた野生動物たちに感謝し、いたわってあげたい。彼らの自由を奪っている人間の方から、彼らにしてあげられることには限りがある。私は命輝火守(いのち輝かす)という号を使っているが、彼らの命にコンタクトしてやすらぎを与えたい。ということで年間パスポートを手にした私のレポートでした・・・・・   2023.3.12



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