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執筆者の写真森 泰人(Hiroto MORI)

縁はやがて円になる

更新日:2022年5月21日


左の写真は 禅の境地を表す円相。


花田清輝は「楕円の思想」を説いた。楕円は中心を2つ持つ。円は中心を1つ持つだけ。2つの円が交わると中心が2つの楕円を構成する。


2つの独立した円が 縁を結んで交わり 相互に影響しあい 緊張や平衡が生まれ 調和統合の楕円が形成される。2円の交差した共通部分が次第に大きくなり やがては真円に近くなる。


つまり「縁はやがて円になる」。エン(縁、円)は 吉野信子さんの「カタカムナ48音の思念表」で読み解くと 「強く映る(関係)」という意味になる。それは鏡を連想させる。縁あって出会った人間関係は 「(自己を)映す鏡」のようなものだと 理解できる。 自分では自分の顔を見ることはできぬ。鏡があれば 自分をそこに投影して 自己を知ることができる。  2021.12.10

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